モーニングコーヒーと称して、子供達が学校へ行っている間の2時間の間に、主婦の集まりがあります。
もともと、外国人ママ達が交流を深める為に始めたもの。
呼んだり呼ばれたり、毎回メンバーを少しずつ違えて、あちこちのお宅で行われています。
近所の日本人ママさん達とのコーヒーモーニング
子供の学年が違うとなかなかお会いするチャンスもないのですが、この人とこの人は共通の話題がありそうだな、とか、ご主人の国籍が同じだな、とか、少しの共通点を見つけて、メンバーを構成しています。
パッチワークの布合わせのようで楽しい瞬間です。
楽しいといえば、テーブルコーディネート。
クリスマスも近いので、「赤」でアクセント付け。

主婦の話題は、主に進学問題。
スイスでは6年生になるとすでに進学校か普通中学か、の選択を迫られます。
当然、入学試験もあるわけですが、入学試験に受かったとしても、そこから3ヶ月の試験期間が与えられ、そこでついていけないと、普通中学へ戻ることになります。
入学試験に合格したら、そこがスタートとなるのです。 人生の第一の難関です。
普通中学へ行っても、普通に人生を歩めますが、大学への進学は難しいものになります。 もっと勉強をしたい、と思った時に選択の幅が狭くなり、更に狭き門となってしまいます。 早いうちに人生の選択を決めるスイスの学校事情、前途多難です。
次の日続けてモーニングコーヒーを行いました。
今度は、外国人ママさん達。 カナダ人、ヴェネズエラ人、ウクライナ人、ロシア人、チェコ系スイス人そして私日本人。
同じ年頃の子供さんのママ達なので、話題の中心はやっぱり進学問題。
自分の国と違うところ、新しい発見、それぞれに尽きることなく話題が進みます。 外国に住んでいる家族にとって、特に力を入れているのは教育だと実感する瞬間でもあります。
ところで、外国人ママさん達を呼ぶ時は、必ずスイス育ちのママさんを呼ぶことにしています。 その土地での友人知人がいるのといないのとでは、心地よさが全然違うと思うからです。
話題に炸裂するであろう場を予想して、今日のテーブルコーディネートは、穏やかな「緑」

ところで、このモーニングコーヒーは、スイス人ママの間では見られない催事。
「主婦のネットワークを広げよう!」
スイス育ちのママを呼ぶのには、実は訳があります。 「呼んだら呼ぶ」のギブアンドテイク精神のあるスイス人気質。 いつか、巡り巡ってスイス人ママからのお茶会に呼ばれるようになったらしめたもの。
自分のために、子供達のために、お互いのために
居心地の良い空間を目指して。。。